13:気候変動に具体的な対策を
- Leo Nagasaki
- 2025年5月28日
- 読了時間: 2分
“気候変動から地球を守るために、
今すぐ行動を起こそう”

世界中で気候変動が起こっています。
過去30年間の日本の熱帯夜の平均日数は、
1910年からの30年間の平均の約2.8倍です。
「具体的な対策」とは

現状はどうなの?
国連環境計画(UNEP)と世界気象機関(WMO)によって1988年につくられた「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は、各国政府から推薦された専門家たちが、世界中で発表される様々な研究データを分析したり、気候変動を抑える対策を考えたりして、5~6年ごとに報告書として公表しています。2013年に公表された第5次評価報告書によると、温室効果をもたらす二酸化炭素(CO2)の世界での排出量は、このように急激に増加しています。CO2をより多く排出している国が被害を大きく受けているわけではなく、実際には排出量の少ない国ほど気候変動の影響をより大きく受けていることが明らかになっています。

世界のCO2排出量(燃料、セメント、フレアおよび林業・土地利用起源)
IPCCの第5次報告書では、これからの100年間に、CO2をはじめ、温室効果ガスの増加の影響でどれくらい地球の平均気温が上昇するか、4つの異なるパターンのシナリオを描いています。それによると、効果の高い対策が実行されもっとも気温の上がる割合が低いシナリオでも、2100年には2℃ほど気温が上がるといわれています。一方で、対策を取らずもっとも早いスピードで気温が上がると予想されるシナリオでは、4℃ほどの上昇が予測されています。
気候に関連した災害件数の推移(1945年-2022年)

1945年~2020年の75年間、気候に関連した災害が発生する回数は増え続けており、特に台風やハリケーン、サイクロン、洪水や干ばつの発生回数が増えています。
1980年から1989年に発生した気候に関連する災害の件数は1,260件でしたが、2013年から2022年に発生した同様の災害件数は3,184件で、2.5倍に増加しています。
また、2024年の報告書によると、これらの災害の発生に加えて、2023年は歴史上最も暑い年になりました。8年間連続で、この最高気温を更新し続けています。近年の地球温暖化について、アントニオ・グテーレス国連事務総長は「地球沸騰化」という言葉を使って警鐘を鳴らしました。
こうした災害の多くは連続して発生しています。一つの災害から次の災害へと、復興のための十分な時間もなく、食料不足や経済状況の悪化につながり、人道危機を引き起こしています。
気候に関する災害や自然災害が起きたときに、対応したり立ち直ったりできるような力を、すべての国でそなえることがさらに重要になっています。



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